現在位置:asahi.com>暮らし>コラム>私のミカタ> 記事 「サプリメント活用術」2007年08月01日 株式会社イー・ウーマン代表取締役社長 佐々木 かをり 栄養を、補充する
19歳で初めてアメリカに行ったとき、食後に出されたサプリメントに抵抗を覚えた。「そんな薬みたいなもの、いらない」。錠剤にたよるのはどうなのだろうか、というのが私の反応だった。栄養は食事から摂るのが基本。しかしその中身をあまり理解していなかったのかもしれない。それから何年もたたないうちに、私は食生活を見直し、サプリメントも活用することになった。食材の育ち方に興味を持ってみると、同じ野菜でも昔と今では栄養価が違うこと場合があることもわかってきた。大地の栄養が違うから、食材の力も弱まっていることがある。カラダのことにも興味を持って調べてみれば、こちらも、体調と栄養の関係がわかってきた。私は、食事や食材、栄養のバランスと体調を考えで自分のカラダをマネジメントすることに取り組むようになり、海外にでるたびに健康食品店などを歩き回り、情報を集めた。海外で普及していたサプリメントにも当然興味をもった。
女性のニーズは、安全素材
欧米の健康食品店に山ほどならんでいたサプリメントのボトルを手に取ると、かならず、その裏をみた。成分はなにか。何が入っているのか、と。そのサプリメントの目的を理解し、原料を細かく読み、店員と話した。日本でサプリメントが普及していなかったこともあり、素材が明確で、100%ナチュラルと書いてあるものを選んで、ビタミンだけでなく、ミネラルや、酵素などを買い始めた。いつでも帰国時の私のスーツケースには20種類のサプリメントでぎっしりという状態だった。 イー・ウーマンでサプリメントを開発することになった2003年に調査をしたときにも、私がかつて感じたことと同じ声が上がってきた。「素材が明確であること」、「錠剤が小さいこと」「1日一粒でよいこと」など。こんな女性たちの条件を満たして誕生した「メロンリペア」は、現在も売上げが伸び続けるヒット商品となった。今回の2007年の調査でも2種類以上を飲んでいる人がとても多い。日本でもサプリメントを活用する人が増えてきたことがわかる。サプリメントへのニーズが増えてくる今、供給する企業は、サプリメントの素材など情報公開をしていくことが必要となっていくだろう。
サプリメントは宇宙食
今も尚抵抗がある人の中には、19歳のころの私のように、サプリメントを薬だと思ってしまうということがある。錠剤、という形からくる先入観だろう。だからあえて私は、「サプリメントは宇宙食」だと考えるようにしたらどうだろうと、話すことがある。カラダに必要な栄養分が凝縮されてぎっちりつまっている宇宙食。そう思ったら、食事のバランスや自分の体調に合わせて、「今日はこれを足そう」などと加えていく発想がしやすいのではないだろうか。 我が家ではこどもたちにもビタミン剤やメロンリペアを飲ませている。毎日ではないが、学校で風邪で休む人が増えたと聞けば、薬をのまなくて済むようにと、予防のために、栄養バランスやビタミンの補給にマルチビタミン、抗酸化酵素、抵抗力を増やすためにメロンリペアを飲ませる。薬のように劇的に体調が変わるというのではなく、元気を保つための食事の保管として、安心して飲めることが嬉しい。
体調に合わせて、選ぶ
最近の私は、元気な体でい続けるためにメロンリペアを毎朝飲むが、そのほかは、マルチビタミン、マルチミネラル、DHA、EPAを常備している。たとえば「今日は昼食をしっかり摂る時間がなさそうだ」、というときは朝食後にマルチビタミンとマルチミネラルを飲んでおく。「今日は昼も夜も肉だったなあ」というときは、夕食後にDHA、EPAを飲むなどしている。また、周囲で風邪が流行り始めたら、食事のバランスに関わらず、メロンリペアを増量して、マルチビタミン、マルチミネラルを毎日飲む。 サプリメントを飲む、という事を始めてから、その効果はさることながら、自分の食生活や体調を自分で毎日意識し、理解するようになった。もしかすると、それが健康管理の最も大切な部分なのかもしれない。サプリメント活用術は、自分のカラダは口にするもので創られていることを再認識すること、そして日常の食材や食品のバランスを考え、意思を持って、口にしていくということであり、それが健康管理、つまり、自分のカラダマネジメントなのだろう。
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