現在位置:asahi.com>暮らし>コラム>私のミカタ> 記事 ベストコンディションの作り方2008年03月05日 株式会社イー・ウーマン代表取締役社長 佐々木 かをり 自分の体を知る 「健康ブーム」といわれているが、私の永年の関心は、私が、自分自身の体のことをどこまで知ることができるのか、ということ。健康に関する商品やサービス、情報には興味が高まっても、まずその前に、今の自分自身の体の状態を知らずして、成長の計画は立てられない。何を使ったらいいのかもわからない。だから体重を毎日量ってみたり、定期的に人間ドックに入ってみたり、また、運動をしてみて、どのくらい、どこが動くのか、どのくらいどこが痛いのか、確認してみたり。自分の体の隅々まで意識をめぐらせて、私は、自分の体の状態を理解しようとしている。
自分の心を知る 心の状態も、同じように、意識をめぐらせている。私は、プロフェッショナルな人というのは、また、品格のある人というのは、いつも心が安定している人ではないかと思っている。感情は豊かで、喜怒哀楽は深く感じ、表現するけれど、心のあり方は、いつも同じに安定している。そんな状態を作るために、やはり、まず自分の心を知り、安定に向けての訓練をつんでいかなくてはならない。イー・ウーマン調査の結果を見ると、心の状態や弱さは分かっていても、「どのくらい耐えられるか」は分からない、と回答している人が多いことがわかる。過去の経験から、大体、自分の心の弱さは分かっていても、将来来るかもしれないストレスにどのくらい耐えうるのかは、わからない。心の安定への戻り道を、どれだけ多く確保できるか、ということがポイントではないかと、考えている。
ベストコンディションを作る 私は、自分の体や心状態を意識し、感じ、その変化に気づくようになれば、自分にとってのベストコンディションの作り方を、少しずつ、集めることができるのではないかと考えてきた。自分のベストコンディションを作る、ということは、ある意味、私たちが生きている上で、一番やらねばならない仕事ではないかと思っている。仕事に取り組むときも、家庭でのコミュニケーションでも、自分の体調や心の調子がいいと、やさしくなれる。前向きにもなれる。各自がベストコンディションに自分を持っていくという責任を果たしていたら、きっと仕事でも、プライベートでも、充実した成果を上げられるだろう。「ベストコンディションがどんな常態かは知っているが、その作り方がわからない」イー・ウーマンでの働く女性調査では、そんな結果が出た。自分の人生での「主役力」を高めるためにも、私自身、ベストコンディションの作り方は、更に日々ノウハウを蓄積したいと思うし、それを、役に立つなら、事例として、周囲に分かち合っていきたいと思う。
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