現在位置:asahi.com>暮らし>コラム>私のミカタ> 記事 生涯学習への取りくみ2008年04月02日 株式会社イー・ウーマン代表取締役社長 佐々木 かをり 興味はいっぱい 仕事を始めて数年目。まだ、20代半ばで、ニュースステーションという報道番組のレポーターをしていたときのことだ。自分の知識不足、経験不足を日々感じて、「勉強したい」と強く思うようになっていた。同時期に起業し、経営を始めていたこともあり、アメリカの大学院で勉強が一つの夢。毎年のように、大学院の入学案内を取り寄せた。でも、資金面からも、また自分の人生計画という点でも基盤がなかったのだろう。しっかりしたコミットメントがないために、私は毎年、入学案内を見て夢見るだけに終わっていた。 学びの場をつくる そんな私は、「行かれないのなら、自分で、学びの場を作ろう」と、「プロ意識のある女性のネットワーク」を立ち上げ、毎月、数々の勉強会を開催し始めた。そのほかにも、「パワーミーティング」という別の勉強会も作り、そちらは30代の国際派だけを集めて、英語での経営勉強会を開いた。96年からは「国際女性ビジネス会議」、2000年からは「イー・ウーマンユニバーシティ」と学びたいことを学べる場を自分で企画して、主催し、学びの環境を作ってきた。 本を読む時間 私の学びの源は、ほとんどが、人と会うこと。その人から直接、話を聞くことが、私にとっての大きな学びである。その欲求を満たすのも時間の制約があるが、それ以上に欲求不満なのは、読書時間が少ないこと。人と会えば会うほど、読みたい本が出てくる。しかしそれをなかなか読む時間が取れない。2人の子どもがまだ、8歳と13歳ということもあり、ここ13年間は、落ち着いて、長時間を確保することができていない。読めないのだ。あと、5年くらい、同じ状態が続くかもしれない。 学び続ける人でありたい しかし、私は、常に学び続ける人でいたいと思う。ある一流企業の社長は、「どんな大学生であって欲しいか」「どんな人を採用したいか」と大学生が質問したとき、「学び続ける人であることが一番重要」と答えた。私も同感である。何歳でも、どんな場でも、常に学び続ける人でいることができたら、私たちは、成長し続ける。人とも関わり続けられる。今、私は、アメリカでの大きな会議に出席するために成田空港にいる。国際会議での出会いも、刺激も、学びの場である。一流企業のトップたちが時間を作り、会議に出席し、学びあう。日常から少しはなれ、刺激を受け、更に前に向かって歩む。私自身も、いつも学び続ける人でいようと、思っている。
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