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コラム「荻原博子の”がんばれ!家計”」

4月からガソリンが安くなる?

2008年03月26日

 ガソリンの暫定税率が3月31日に期限切れとなり、ガソリン代が4月から約25円ほど安くなりそうです。

 といっても、ガソリン税は俗に言う蔵出し税なので、4月1日から安くなるのは、製油所からスタンドに卸す価格。スタンドで売る価格については、4月以前に暫定税率が含まれた仕入れをしているものがあるので、4月になったからすぐに下がるというようにはいかないところも出てくるでしょう。

 実は、今回安くなるのは、ガソリン税だけではありません。租税措置法で暫定税率が付いている他のものも安くなります。

 たとえば、自動車の取得税。現在5%の税金がかかっていますが、これが3%になります。つまり、200万円の新車を買ったら、税金が4万円ほど安くなる。自動車重量税でも、たとえば自家用の0.5トンの車の場合、現行の6300円の税金が、2500円になります。

 逆に、4月以降、値上がりするものもあります。

 車を購入する場合、今までは50万円までは免税措置が取られていましたが、この免税ラインが15万円まで下がるので、中古車などを購入する人だと、税金がアップする可能性があります。また、低燃費車の減税措置は廃止になります。

 これから旅行シーズンで、海外に出かけるという方も増えると思いますが、海外旅行者が持ち込んだたばこ200本以上やウィスキー4本以上には、消費税などがかります。

さらに、固定資産の評価額にかかる税金もアップします。現在は、1%ですが、これが2%になるために、土地売買の時に登記の出費が増えます。

 困るのは、これだけバタバタと変わっても、すぐに元に戻る可能性があること。与党が、戻す決議をする可能性が高いからです。

 ガソリン税については、何のために道路が必要なのかということで納得できる議論がなされていません。そんな中で、方向だけがコロコロ変わるというのは、国民生活軽視ではないでしょうか!

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プロフィール

荻原博子(おぎわら・ひろこ)
1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして幅広く活躍。デフレを見越し、借金を減らし投資を控える「資産防衛」を一貫して提唱。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など実戦的な提案を発信している。
著書に「荻原博子の家計まるわかり読本」(学習研究社)「生命保険は掛け捨てにしなさい!」(ダイヤモンド社)など多数。監修した「ボクたちの値段」(講談社)も好評発売中。

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