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コラム「荻原博子の”がんばれ!家計”」

節約には、危機感の共有が大切

2008年05月07日

 楽しみにしていたゴールデンウイークも終わり、気がついてみれば、お財布の中身がずいぶん寂しくなってしまったというご家庭もあることでしょう。

 しかも、ガソリン価格は再び上がり、7月からは電気代、ガス代も上がってしまうとなれば、家計を預かる身としてはちょっとあせります。

 でも、あせってばかりいてもしかたない。ここはもう一度、ゴールデンウイークで緩んでしまった家計を締めなおすしかないでしょう。

 ただ、それには、奥さんばかりががんばってもダメ。家族の協力が必要です。

 そのためには、残っているお金を数え、給料日までに1日いくらくらいでやっていかなくてはならないのかを計算してみましょう。もし、1日1000円だったら、そうした状況をご主人にもお子さんにも伝え、家計がピンチであることを理解させて、協力してもらいましょう。

 奥さんが一生懸命に節約しているのに、ご主人や子供は無関心という家庭があります。これでは、奥さんにストレスが蓄まるだけで、上手な節約はできません。

 家族が無関心だったら、「この調子だと、お小遣いを減らさなくてはならないかも」なんて、家計簿を見せながら少しくらい脅してもいいかもしれません。その場合、感情的になるのではなく、預金の残高やこれからかかってくる支払いなど、ピンチの根拠になるものを客観的に示しましょう。

 とにかく、危機感を共有すること。そうでないと、たぶんめんどうな節約など、誰もしようなどという気にはならないでしょうから。

 また、危機感の共有ができていれば、あなたが「電気は、すぐ消して」とか「風呂は、沸かしっぱなしにしておかないで」などと言っても、うるさいなとは思われないでしょう。

 そして、月末には、具体的に節約した結果の数字を出し、みんなに見せてあげましょう。「電気代が先月より○○円少なくなった。みんなのおかげ」と感謝することで、家族も節約に目覚めるかもしれませんよ。

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プロフィール

荻原博子(おぎわら・ひろこ)
1954年長野県生まれ。経済ジャーナリストとして幅広く活躍。デフレを見越し、借金を減らし投資を控える「資産防衛」を一貫して提唱。現在、テレビ・雑誌・新聞などを通じて不況時の生活防衛策や、保険、金融、住宅問題など実戦的な提案を発信している。
著書に「荻原博子の家計まるわかり読本」(学習研究社)「生命保険は掛け捨てにしなさい!」(ダイヤモンド社)など多数。監修した「ボクたちの値段」(講談社)も好評発売中。

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