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値上げ相次ぎGS閑散 行列一転「客足1割」

2008年05月01日15時01分

 ガソリン税の暫定税率が復活した1日、各地のスタンドが値上げに踏み切った。わずかに残る低価格の店にも前日のような大行列は見られなくなり、平静を取り戻したようだ。

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ドライバーにポリ容器にはガソリンを給油しないよう呼びかけるビラを配る東京消防庁の職員=1日午前、東京都大田区、高山顕治撮影

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 1日午前、関越道練馬インター(東京都練馬区)周辺の給油所をめぐると、大半がすでに値上げしていた。そのなかで、環状8号線沿いのある個人経営のセルフスタンドは、レギュラー124円、ハイオク135円と、低い価格のままだった。

 店長の男性(58)は「父の代から50年、ここで営業している。在庫が続く限り値段を変える気はない」。残りはレギュラー5600リットル、ハイオク5200リットル。3日に新たに入荷する前になくなれば、いったん店を閉めるという。

 周りの店はほとんどが1日未明に値上げした。このスタンドは穴場だが、客足はまばら。店長は「穴場と知られたら、また行列ができるかもしれません」と話した。

 約300メートル離れた別のスタンドは、1日午前9時にレギュラー157円、ハイオク168円にそれぞれ34円ずつ上げた。店内で休憩していたドライバーの男性は、値上げしていない店があると聞いて、「知ってたらそっちに行っていた」と悔しがった。

 東京都中野区の千川通り沿いのスタンドも、前日と同じレギュラー135円、ハイオク145円で営業していた。男性スタッフ(43)は「元々安売りしないので、昨日までは近所の店より1リットルあたり10円ほど高かった。急に『安い店』になりました」。

 ただ、せっかく割安になったのに、店先に価格表示の看板がないので給油する車は少ない。スタッフは「うちは洗車やオイル交換で稼ぐスタイル。ガソリンでもうけることは考えていないので、4日に新たに入荷するまでは今と同じ値段でいく」と話した。

 値上げに踏み切った店では、客足の反動がさらに鮮明だ。さいたま市大宮区の国道17号新大宮バイパス沿いにあるスタンドでは1日午前10時すぎ、給油していたのは1台だけ。女性従業員は「朝8時に開店してから5台しか来ていない。いつもの10分の1程度です」と苦笑いした。

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 ガソリン税の暫定税率が復活した1日、東京消防庁はガソリン買いだめを監視するため、都内のスタンドで立ち入り検査を行った。

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