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味の素の冷凍餃子「国産または中国産」表示にダメ出し 

2008年05月02日22時48分

 中国製冷凍ギョーザの中毒事件に絡み、味の素(東京)が2月末から「キャベツ 国産または中国産」などと食品業界で先駆けて始めた冷凍ギョーザの原料原産国の表示に対し、農林水産省が国産の原料の方が輸入原料よりイメージが良いため、「国産または」と表示することは消費者に誤解を与えると指摘していたことがわかった。

 食品表示を定める日本農林規格(JAS)法では、冷凍食品の原料原産地の表示義務はないが、味の素は消費者の関心の高まりを受けて、子会社の「味の素冷凍食品」が製造する冷凍ギョーザで自主的に原料の原産国表示を始めた。調達先は季節や価格などで頻繁に変わるが、その都度、包装の印字を変えるのは困難なため、「鶏肉(アメリカまたはブラジル)」などと使用される可能性のある国名を複数、記している。

 しかし、農水省は一般に国産原料の方が輸入原料よりも高値で取引され、イメージが良い点を重視。「国産または」として別の国を記すことは認められないと判断した。

 味の素広報・CSR部は「消費者のニーズに応えるための取り組みであり、誤解を与える意図は全くなかった」と困惑。今後、同省などと改善点を協議するという。

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