|
国民年金保険料の未納者が03年度末で約445万人にのぼり、01年度末に比べて120万人近く増えたことが21日、明らかになった。同日の衆院予算委員会で、尾辻厚生労働相が長妻昭氏(民主)の質問に答えた。
同日公表されたのは、社会保険庁が会計検査院の求めに応じて提出したデータ。2年間まったく保険料を払っていない国民年金加入者は、01年度末が328万6千人、02年度末が363万5千人。03年度末は前年より22%増えて444万5千人だった。
02年4月に保険料の徴収事務が市町村から社保庁に移されてきめ細かい対応ができなくなり、保険料を免除する基準が厳しくなったことが増加の要因とみられる。
同庁はこれまで未納者数を3年に1度しか公表していなかった。
また、尾辻厚労相は、保険料の納付期間が25年に満たないために年金を受け取れない可能性がある人が60歳未満と65歳以上を合わせて80万人いるとの推計を明らかにした。60歳以上と65歳未満についても「可能な限り調査する」と述べた。
(02/21)
|