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   <特集>年金解剖学  
【401k・基本ABC】
 
基本ABC(21)死亡一時金とは? →受け取れる「遺族」の範囲が公的年金より広い

  障害給付金のほかに、死亡一時金というのもあったよね。

  死亡一時金は、加入者やすでに確定拠出年金を受け取っている人が亡くなったときに、遺族に支払われる。60歳前であろうとなかろうと、条件は同じだよ。名前の通り、受け取れるのは一時金であり、年金として分割して受け取ることはできないんだ。

  受け取るに際して、何か条件があるのかな。

  死亡一時金を受給する権利のある人は、5年以内に申請しないと、死亡一時金として受け取ることができなくなる。5年以内に死亡一時金の受け取りがなかった場合は、亡くなった人の相続財産として扱われることになっている。

 死亡一時金として受け取る場合は、受け取る遺族に対して相続税がかかるよ。

  受け取れる遺族って、奥さんとか子どもとかかな。遺族の範囲は決まっているのかな。

  死亡一時金の「遺族」の範囲も、その順序も確定拠出年金法で次のように定められているんだ。

 (1) 配偶者(加入者などが死んだ時点で事実上婚姻関係にあった人を含む)

 (2) 子、父母、孫、祖父母および兄弟姉妹で、死亡当時、主として加入者の収入によって生活していた人

 (3) (2)のほか、加入者の死亡時点で主としてその収入で生活していた親族

 (4) 子、父母、孫、祖父母および兄弟姉妹で、(2)に該当しない人

 遺族の中の優先順位は、(1)から(4)の番号順で、同じ番号の中なら、並び順と決まっている。

 基本的な考え方は、加入者あるいは加入していてすでに確定拠出年金を受け取っていた人と生計をともにしていた人(生計維持関係)が優先して遺族となれるようになっている。しかし(4)のように、生計維持関係がなくても遺族となることができるので、公的年金の遺族年金より対象はかなり広くなっていると考えてもいいね。

  もし、同じ並び順の人が2人以上いたらどうなるの。子どもが3人いるとか、両親が健在とか。

  その場合は、同順位の人が等分に分けることになる。

  奥さんもいるんだけれど、死亡一時金は子どもに受け取らせたいっていうケースもあると思うけど、それは認められるのかな。

  いまの簡易保険などと同様に、配偶者(内縁関係を含む)、子、父母、孫、祖父母または兄弟姉妹の中から、あらかじめ死亡一時金の受取人を選んでおけば、その指定された人が死亡一時金を受け取れる。その場合、あらかじめ、記録関連業務を行う運営管理機関に届け出ておく必要があるから忘れないでね。

  保険なんかでよくあるけど、死亡一時金を受け取ろうとして、加入者を殺しちゃったなんてケースはどうなるのかな。あまり考えたくないけど。

  加入者本人はもちろん、加入者の配偶者など、加入者が死んだら死亡一時金を受け取る権利ができる人を故意に死亡させた場合は、その死亡させた人は死亡一時金を受け取ることはできない、と確定拠出年金法で決められている。もしすでにその悪い人間が死亡一時金を受け取ったあとで、加入者や配偶者を故意に死なせたことが分かった場合には、運営管理機関は本来死亡一時金を受け取ることができる別の遺族に死亡一時金を支払わなければならない。当然、故意に死なせた悪い奴には死亡一時金を返せということになるだろうね。

  加入者に身寄りがなかったらどうなるの。

  死亡一時金を受け取る遺族が全くいない場合は、最終的には国庫に帰属させることになるんだ。

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(06/30)




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