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銀行と証券会社が同一店舗で営業する「共同店舗」の出店が加速している。一つの場所で様々な金融商品を購入できる利便性を売り物にし、約1400兆円といわれる個人の金融資産をグループの総力を挙げて取り込む狙いがある。05年春にも銀行窓口で株式売買の注文ができるようになるのをにらんで、各行とも銀行・証券一体となった営業ノウハウの蓄積に余念がない。
UFJ銀行は、系列のUFJつばさ証券と組んで、今年3月までに四つの共同店舗を川崎市や千葉県、愛知県などに相次ぎ出店する。いずれも銀行の支店に証券の支店を移設し、銀行店舗の1階に証券専用の窓口を設ける。UFJグループの共同店舗はこれで8店と倍増する。
大手行は資産運用ビジネスに力を入れ始めており、共同店舗は個人客を囲い込む拠点だ。銀行本体で株式を取り扱う時代を前に、個人の株式投資のすそ野を広げる戦略的な拠点でもある。
みずほ銀行は、みずほインベスターズ証券と組んで20カ所の共同店舗をオープンさせた。同じビルの別々のフロアに銀行と証券が店を構える「二層型」も含め、やがて100カ所まで共同店舗を増やす構想だ。
三菱東京グループでは、東京三菱銀行と三菱証券の共同店舗を22カ所展開。3月末までに3カ所増やす。今年2月には銀行、証券と三菱信託銀行の窓口を同一フロアに集めた「MTFGプラザ」の1号店を埼玉県所沢市に開設。同様の店舗を約10カ所展開する計画だ。
三井住友銀行は、グループのSMBCフレンド証券と一緒に四つの共同店舗を展開している。
(04/01/10 10:28)
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