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■本日の要点
多くのチャートの形を一覧にしてみることで、悪い形のチャートを除外することができます。「良い形のチャート」や「悪い形のチャート」を見分けるためのチャートの見方を4つのチャートの形を使ってレポートしていますので、ミニチャートの図をチェックしながらご覧ください。
◆株式投資で勝つための心構え第26回 ミニチャートのケンミレ式見方
先日、弊社レポート「良いチャート、悪いチャートの解説」(このレポートはここをクリックして2月7日のレポートをご覧ください)で、ミニチャートの見方についてレポートしましたが、非常に面白かったというご感想をいただきましたので、みなさんにも、次の4つのチャートについて紹介したいと思います。
このミニチャートのレポートが終わりましたら、今度は本物のチャートの見方に移りたいと思っています。インターネットの普及でテクニカル分析が脚光を浴びてきていて、何回特集を組んでも売れるとある雑誌社の人が言っていましたので、テクニカル分析の基本であるチャートの見方について色々とレポートすることは、価値があるのではないかと思います。
以前、株ワールド『カオスモス』というインターネットのサイトで、
1.経済新聞の株式欄に出てくる株式専門用語だけを解説した『ギーニの快答』
2.運用選手権参加者の投資実績をチャートで解説した『楽して投資家に』なる道場
3.その日の株式市場を動かした要因の『意味と影響』を解説した『ロールス』
などのレポートを行っていましたが、この時に『2』のチャート解説は、1つの取引で分析に2時間かかりました。つまり、チャート解説とはそれくらい『奥が深い』ものなのです。しかし、そこまで覚える必要はなく、チャートを見て『銘柄の良し悪し』を決める時の『コツ』を覚えるだけでもプラスになります。ですので、今回は『ミニチャート』程度のレベルで実際のチャート解説を行いたいと思います。
なお、サイト「カオスモス」(カオス=混沌とコスモス=調和の造語で、投資家の心理や知識を混沌から調和へ導きたいという意味で付けました)は、1999年9月24日で終了していますが、内容は現在でも『十分有益』なので、2月16日から2月末まで再度『公開』してご覧いただくことを考えています。
◆ミニチャート解説
▼ミニチャートはここをクリックしてください。
◇Eのミニチャート
このチャートを見た時に、まず気が付くことは2004年から『80円から140円で往来相場』となっていること、通常の株価が100円以下になっていること、そして、上昇率が70%以上もあることから『個人投資家の人気も高く、出来高も上昇相場が始まれば30〜50万株出来ることから売りやすい』銘柄であることです。
これは良いと思ったときには、ミニチャートをクリックして通常のチャートを見ればすぐに分かります。
この銘柄の通常のチャートを見ますと、今は144円まで上昇したあとの調整局面に入っていますので、100円の抵抗ラインスコア163Pまで下落すれば『是非とも買いたい』銘柄になります。ですから、「101〜5円前後まで下落したら『買う』」とメモしておけば良いわけです。
◇Fのミニチャート
このチャートを見ますと、空売りの好きな投資家ならば『空売りしたい』と思うチャートになっています。しかし、このチャートを見て『空売りしてはいけない』ことが分かる投資家であれば『空売り投資』をしても良いと思います。
綺麗な上昇トレンドができていて、昨年前半に一度、値幅と日柄の調整が終わって二段上げに入っています。そして、二段上げの期間が前回と同じくらいになっていますので、常識的に考えれば『そろそろ2回目の大きな調整が入る』形に見えます。
その為、多くの空売り投資家が空売りしたい銘柄となります。実際は空売りできない銘柄ですが、今回は銘柄ではなくチャートの形という前提でレポートしていますのでご了承ください。
空売りには2つあります。1つは投機的な空売りで、もう1つは財産構築のための空売りです。投機取引は『ラッキーが永遠に続けば行っても良い』と言えますが、ラッキーは永遠には続きませんので、投機取引は『博打好き』な投資家だけが行うものであり、財産構築の投資ではタブーと考えて下さい。
空売りに適しているチャートの形については以前にレポートしていますのでそちらを参照していただきたいと思います。ただ、前提条件は『オーバーバリューとアンダーバリューを一定の法則で繰り返している銘柄』となります。
もっと言いますと、チャート画面に高値と安値で重なるところがたくさんある銘柄が空売り対象の銘柄であり、それ以外は投機になると考えて下さい。つまり、空売り銘柄はいつもあるのではなく、空売りにピッタリのチャートが見つかったときにだけ行う取引と考えてください。
ここから、このFのチャートの結論は、『買いでも売りでもない見ているだけの銘柄』で、投資対象とはならない銘柄になります。
◇Gのミニチャート
このチャートは上記のチャートに比べて『少し安定度が増しているチャート』になります。
それは、2004年前半の調整では、過去二回ある高値と過去一回ある安値まで下落してから再び上昇しているからです。そして、直近の動きでは、ちょうど昨年前半の高値を下値抵抗ラインにしてもみ合っており、徐々に下値不安が解消しつつあります。ここから、日柄調整が終われば再び上昇する可能性が高いとチャーチストが考える形になっています。
1回の上昇率も50%から70%前後と大きく、個人投資家にとっては好ましい銘柄です。但し、買い場は下値抵抗ラインであり、この銘柄が下値抵抗ラインまで下落したら買うのが、このチャートを見た投資戦術になります。
ここで注意したいことは『チャートの形は毎日、いずれかの銘柄で変わる』可能性があることです。日々の動きでは日足チャートで『良い形のチャート』に変わる銘柄が出てくることがあります。
週足チャートでは金曜日の相場が終わったあとのチャートの形で『その銘柄の価値が全く変わる』こともありますので、チャートにお金が落ちているという諺どおりに『チャートは見れば見るほど何かが見つかる可能性がある』ということになります。
◇Hのミニチャート
このチャートの形は、その銘柄が新しい相場入りするときによく見られる形です。昨年10月の急騰は仕手化したもので『企業の実態を反映したもの』ではありません。しかし、その後の急落調整が『2003年の高値近辺』で止まり、その後は『そのレンジで日柄調整』が入っていますので、日柄調整が終われば株価が再び上昇する可能性が高い形になっています。
このようなチャートが見つかった時には『詳しく通常のチャート』でチェックしたり、どうして急騰したのかをチェックするために業績などを見たりしたい気になります。ですから、次のステップまで残して詳しく調べるという結論になります。
このチャートの良さは『一度180円から560円まで暴騰していて、しかもちょうど下値抵抗ラインで急落が止まり、その後に日柄調整に入っていることから『絵に描いた要な綺麗なチャート』になっていることです。
一番に急騰した銘柄は急落しますが、急落となるだけに『値幅調整の終了は早く』なります。そして、日柄調整が追いつかないことから『急落した銘柄は、その後、日柄調整が起こって、日柄調整が終わると再上昇する』パターンになる銘柄が多いと言えます。
但し、これらは『ミニチャートの形が良い』というだけの結論であり、実際に買うときには『別に色々チェックすべき』ことを行って、それでも買いたいとなったときに買うことになります。
▼投資家必読『株式投資で勝つための心構え』の全項目はこちら!
(02/09 17:24)
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