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米パソコン大手アップルコンピュータのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は27日、米国で人気を集めるインターネット上の有料音楽配信サービスを04年にも日本で始める方針を明らかにした。日本ではまだネット配信サービスの利用者は少ないが、音楽ソフト市場としては米国に次ぐ世界第2位の規模を持つ。日本への参入を目指す外資系企業が相次ぎ、ネット配信市場の拡大につながりそうだ。
アップルは楽曲の提供を受ける日本のレコード会社などと交渉中で、提供のめどをつけたうえでサービスを開始する。
米国では今年4月末からサービスを始め、米国内のネット配信市場が一気に拡大する起爆剤になった。月々の利用料なしに、好きな曲だけを1曲99セント(約108円)で購入できる手軽さが受け、販売曲数は開始1週間で100万曲を突破。これまでに1700万曲以上を売り上げた。10月上旬の1週間ではネット配信市場のシェアは7割に達したという。
日本ではソニーグループのレーベルゲート社が運営するサイトで各レコード会社が配信サービスを展開。ダウンロード数は月間で計約7万曲とまだ小規模だ。だが、米ソフト会社ロキシオも日本で今後1年内に「新ナップスター」のサービス開始を表明。日本の音楽業界では「米国市場の急拡大に刺激され、日本企業もサービスに本腰を入れ始めるはずだ」と見られている。
(11/28)
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