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福井県北部を襲った大雨被害から一夜明けた19日、福井市など被災地で復旧作業が始まった。同県の災害対策本部のまとめでは、豪雨による死者は3人、行方不明者は2人。建物の全壊は48戸、半壊は130戸、床上浸水は3237戸、床下浸水は7637戸にのぼった。県は福井市、鯖江市、今立町、美山町、池田町への災害救助法の適用を決めた。
一時約4万世帯に避難指示・勧告が出たが、19日夜までに、対象は鯖江市、大野市、今立町の計約230世帯だけになった。避難所にとどまっている人は福井市や美山町など5市町で計約290人。北陸電力によると、美山町と池田町の一部計約460戸と福井市の約110戸で停電が続いた(同)。
堤防が決壊したのは足羽川など5河川の12カ所。福井市中心部に大きな被害をもたらした春日地区の足羽川左岸の決壊場所では、18日夜から徹夜で大型土嚢(どのう)を積み上げるなどの仮復旧工事が続いた。
JR西日本は、足羽川にかかる橋梁(きょうりょう)が流失したJR越美北線の一乗谷(福井市)―美山(美山町)間(9.2キロ)の調査を始めた。当初6橋が流失したと発表したが、このうち1橋は無事だったと訂正した。同金沢支社は「被害が大きすぎて復旧のめどがまったく立たない」と話し、バスによる代行運転を検討している。
福井県内は19日は午前中から晴れ間が見え始め、気温も上昇。福井市内では31.8度の最高気温を記録した。
大阪府、石川県など9府県から消防職員ら約610人が応援に駆け付け、被災地の復旧活動に携わった。また、救助や食料搬送の要請があった大野市、美山町、池田町には、福井県や大阪市、京都市、島根県、鳥取県などの防災ヘリコプターなど計13機が派遣された。
(07/19 23:47)
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