|
新鋭からベテランまで、日本の約60のファッションブランドが半年先をにらんで新作を競う、東京コレクションの開幕を1ヶ月後に控え、都内では、新ブランドのデビューやショップのオープンといったイベントが目立ち始めた。パリ、ミラノコレクションと続いてきた、ファッションシーズンの波が東京にもいよいよ到来した。
洋服感覚が人気のプレタきもの(プレタポルテの着物)の「撫松庵」は春夏の新作に合わせ、古布のリメイクバッグの「Kaos」のデザイナー・角香織と共同で着物のデザイナーズブランド「ロータス」を立ち上げた。都内で行われたお披露目パーティーには、フリルの付け袖や帽子、ソックス感覚で大ヒットしたレース足袋を合わせた、撫松庵らしい重ね着の「スーパー・レイヤード」路線と、シンプルでクラシカルな新ブランドとが好対照を見せた。
一方、日本のセレクトショップの草分け「H.P.グループ」は創業20周年を迎え、東京・銀座に、6階建てビルを丸ごと使った、店舗兼表現スペース「hpgrp」を19日にオープン、開店パーティではビルの外まで人があふれた。ビルは各階ごとに服やアーティストが変わり、おしゃれな1階から男物のシャツが並ぶ2階へ、そして、甘いピンクの内装の3階へといった特徴的な構成の中でも、特に話題を集めたのは、最上階の瞑想スペース。デザインしたアンテ・ヴォジュノビックの長年のアイデアで、特注の四角い大ろうそくが灯る自由空間を無料で貸し出す予定という。
また丸の内の通称「ブランド通り」のエルメスは21日、十字路の角から通りを挟んで対角線上の角へ店舗を移転。2フロアになり、新たなスタートを切った。
(02/27 18:44)
|