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婚約が内定し、記者会見をする紀宮さまと黒田慶樹さん=30日午後、宮内庁で、代表撮影
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宮内庁の湯浅利夫長官は30日午前、天皇家の長女紀宮(のりのみや)清子(さやこ)さま(35)と東京都職員、黒田慶樹(よしき)さん(39)の婚約が内定したことを正式に発表した。一般の結納にあたる納采(のうさい)の儀を経て、来年秋にも挙式の見通し。
紀宮さまと黒田さんは午後3時から宮内庁で記者会見した。
冒頭、紀宮さまは「こうして発表できることを大変うれしく思っています」と述べつつ、「高松宮妃殿下がお亡くなりになり、この日をご一緒に迎えることができなかったことが残念です」と言い添えた。スマトラ沖大地震・インド洋津波で多くの犠牲者が出ている時期の発表を「心苦しく思っております」とも語った。
黒田さんは「両陛下に温かく見守っていただき、秋篠宮同妃両殿下には格別のご配慮をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。
幼なじみだった2人は昨年1月、秋篠宮邸で久しぶりに再会。それぞれの印象について「温かい笑顔が心に残った」(紀宮さま)、「こまかい心配りがあり、心の安らぎのようなものを感じた」(黒田さん)と語った。
プロポーズは今年初め。秋篠宮邸で黒田さんが「私と結婚してくださいませんか」と申し込んだ。紀宮さまは、その場で「お受けする旨を申し上げた」という。
両陛下は、2人の婚約内定を喜びつつ、新潟県中越地震の被災者に配慮して発表を延期し、被災地の人々から温かい祝福を受けたことや高松宮妃喜久子さまが「最後までこの発表を待っていてくださったこと」について「長く私ども4人の心に残ることと思います」との談話を発表した。
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〈紀宮清子さま〉69年4月18日、天皇家の第3子として生まれた。学習院大文学部国文学科を卒業。山階鳥類研究所の非常勤研究員を務める。盲導犬にも関心が深く、ボランティアや様々な公務に取り組んでいる。
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〈黒田慶樹さん〉65年4月17日、故慶次郎さんと寿美子さんの長男として生まれた。学習院大法学部を卒業後、88年に三井銀行(当時)入行。97年から東京都に入庁し、現在は都市整備局建設業課主任。