イスラエル政府のアラファト自治政府議長追放決定について、オルメルト副首相兼通産相は14日、イスラエル放送で「決定を実行に移す際は、アラファト殺害も選択肢の一つだ」と語った。閣内の最も強硬派の主張を反映した発言だ。
オルメルト氏は「我々はテロの指導者を殺害しようとしており、アラファトはその指導者の一人だ」とした上で、「私から見れば、(アラファト議長の殺害と)他のテロ容疑者の殺害の間には何の差異もない」と述べ、議長殺害を正当化した。 (09/14 21:32)