■「ハンサムマザー」はとまらない:5

■今尾朝子

 最近“お稽古”より気軽な“ワークショップ”を楽しむ主婦が増えています。この二つの違いをVERY的に解釈すると、お稽古は週に1回や月に1回など、定期的また継続的に一つのことを究めるために学ぶ習い事、ワークショップは基本的に1回限り、ワンテーマごとの体験型習い事。

 月謝と違い、参加費の比較的安いワークショップのカジュアル感が、ママ友を誘いやすいうえ、新しいことに挑戦するきっかけに、もってこいのようです。

 それは主催者側になる場合も一緒です。得意分野の趣味を生かして、いつかは自宅をサロンにしてお教室を開きたい(VERYではそんな主婦の夢を実現した人を、サロネーゼと呼んでいます)と思っても、子供が小さく、予定の不規則な園生活のうちは、なかなか難しいもの。ならば不定期でワークショップを開いて、今は生徒さんの口コミを広げ、子供がもう少し成長するまで教える側の経験を積もう。そんな思いから、ママたちは限られた時間の中で、社会復帰の第一歩としてワークショップという形態を選んでいるようです。

 VERYが先日取材したワークショップでは先生も生徒も幼稚園児のママたちが中心でした。パン作りや、アクセサリー作りなど、作ったものをすぐに生かせて、日常をちょっとすてきにするセンスを学べるテーマが人気。子連れ参加OKも喜ばれるポイントです。

 アクセサリーのワークショップでは、親用と同様、子供たちにもまちまちの色の生地を用意したら、争奪戦に。同じ色をそろえればよかったと反省したと、先生が話してくれました。そんなママたちの試行錯誤もワークショップならではのご愛嬌(あいきょう)と言えそうです。(VERY編集長)