■「ハンサムマザー」はとまらない:7

■今尾朝子

 出産後初めてママ友ができるのは、お産で入院した病院や地域の母親学級での出会い、公園デビューを果たしたとき、というのがほんの数年前までの定番でした。今はそれらに加え、ブログを通じてママ友ができたというお母さんたちが増えています。

 読者がブログを始めるきっかけは、妊娠や出産が圧倒的。初めての経験を記録しておきたい、という気持ちから日記感覚でブログを始める人が目立ちます。自ら発信しないまでも、人のブログをよく見るようになるのもこの頃。同じ悩みや境遇のママの話を参考にしたい、共感し合いたいという気持ちが生まれるのは自然のことのようです。

 特に働くママが増えた今、頻繁にいろいろな場所に出かけてつながりを作る時間的余裕がない中で、まずはブログで出会い、SNS上でコメントしあう仲になって、見極めた上でオフ会に参加して気の合うママ友を作る、というのは一つの行動パターンになっています。写真つきのブログでは、相手の趣味やファッションセンスが伝わりやすいのもメリット。実際に会うと、好きなものが一緒だからすぐに打ち解けられたという話はよく聞きます。

 取材した読者の方々は、SNSの検索機能をうまく利用して、子供の月齢や地理的に家が近いかなど、出会いたいママ友を絞って探しているのも特徴的でした。再就職願望があるママと友達になりたかった方は【仕事 ママ 中央線沿線】で検索。今では働くママ同士、悩みを分かちあっていると言います。ママ友とはまた違った、大人になってからの「マイ友」ができた喜びが伝わってきました。

 SNSを使った子育て第一世代のママたちには、一方でその危険性も十分理解して、ママワールドを広げていってほしいものです。(VERY編集長)