■「ハンサムマザー」はとまらない:11

■今尾朝子

 ママたちの日常は、助け合いの連続です。ママ友同士で「助けられた」と感じるのはお互い様だからこそ、いちいち大げさなお礼は必要なし。逆にお礼が負担になってしまうのはよくない。けれど、感謝の気持ちは表したいし、今後もいい関係を築いていきたい。そんな気分にワンコイン(500円以内)のお礼がちょうどいいようです。

 巷(ちまた)のシリアルブームやパンケーキブームに乗って、最近、オシャレ感度の高いママたちの間でトレンドなのが、朝食アイテムでのお礼。人気ブーランジェリーのパンや、話題のミューズリーを、「朝ごはんに食べてね」という言葉を添えて手渡します。ママたちにとって忙しい朝をフォローしつつ、あくまで朝にはなくなるという気軽さがよいとか。

 料理をお裾分けいただいたときに、そのままお弁当箱や保存容器を返さず、オシャレな保温冷バッグに入れて、というアイデアも秀逸。同じ返すでも、その後も使えるオシャレな袋に入れて、再利用を視野に入れるとはママらしいお礼の形です。

 お迎えを代わってくれたレベルの、頻度の高いお礼には、パッケージ自体が可愛くてラッピング不要のお菓子が重宝。「ありがとう」など一言メッセージが入れられるお菓子をストックしておく、というママもいました。

 「私も使っているから」と、お裾分け風のお礼ならコミュニケーションも図れるというママも。アルミニウムフリーのパンケーキミックスや、子供用カレールウなど、実感がこもったものは、情報としても喜ばれるそう。

 ママ友の大切さが身に染みているからこその、ちょっとしたお礼という、気配り。ありがとうの気持ちとともに、相手の心を和ませるギフト選びのできるママたちの知恵と情報収集能力には、VERY編集部も脱帽です。(VERY編集長)