■「ハンサムマザー」はとまらない:12

■今尾朝子

 ただでさえ暑いのに、子供を抱いたり、追いかけたり、ママたちの夏の子連れお出かけは、汗だくになる覚悟が必要。汚れにも洗濯にも強い定番のデニムも、さすがに真夏は風を通さないからと敬遠されます。

 この時期、ママたちに断トツ支持されているのが「オールインワン」と呼ばれる、いわゆるつなぎ風のパンツスタイル。今季の流行アイテムの筆頭です。

 ブレークの理由は、上下が同素材でつながっているため、ワンピースを着たときのような、ちょっとした正装感が出せるのがひとつ。子連れママにはやはりパンツが便利なので、キレイめに見えて、かつアクティブに動けるスタイルは理想的なわけです。

 人気は昨年からじわじわとありましたが、この夏は、素材や形にバリエーションがさらに増えたので、手が出しやすくなったことも理由のひとつ。ノースリーブのものが多いので、脇汗対策にもなり、涼しげな見た目にも効果的。手持ちのTシャツやジャケットと重ね着のできるタイプもあり、授乳のしやすさを挙げる乳幼児ママもいます。

 よそいきに使えて、家で洗える素材であることは、かなり重要な選択肢に。つなぎ目のウエスト部分はゴム仕様のものが多いので、見た目以上に着心地が楽。ここまでメリットがあると、ヒットするのもうなずけます。

 そのほか、VERY編集部が注目する夏のトレンドとしては、ロゴTシャツや、ミモレ丈(ひざ下丈)スカート、スエットトップス、バミューダパンツなどがあります。共通するのは、着まわしが利いて、汚れに強く、扱いやすいなど、主婦にとっての実用性を兼ね備えたアイテムであること。流行ばかり気にしていられない毎日だけれど、賢くオシャレを楽しみながら子育てに奮闘するママは、やっぱり魅力的です。(VERY編集長)