■「ハンサムマザー」はとまらない:13

■今尾朝子

 ある読者の方が、自分の誕生日には、夫に子供を連れて1泊旅行に出かけてもらうことにしている、と話してくれました。子供が生まれてから、日頃はお風呂だって1人で入れない。自分たち好みの住みやすさを目指して、毎日掃除を欠かさない家で、自分のためにゆっくりとコーヒーをいれ、本を読む時間すらない。だからこそ、1人でゆっくり家で過ごす時間をもらうのが、今は何より贅沢(ぜいたく)なプレゼントなんです、とのこと。

 この気持ちに共感できるのは、就学前の子供を抱える専業主婦の皆さんではないでしょうか。仕事があれば、働く時間だけは子供と離れ、頭を切り替えることができる。それを考えると四六時中子供と向き合う専業主婦のほうが、よっぽど大変そう、と働くママたちは言います。

 ならば時間は作るもの!専業主婦にこそひとり時間は必要です。週末、夫が面倒をみてくれている間に、子連れで実家を訪れた日にちょこっと母に預けて、週1回プリスクールに通わせている合間に……貴重なひとり時間をひねり出しているママたちを取材したアイデアをご紹介します。

 例えばラー油たっぷりの担々麺をゆっくり味わう。子連れでは行きづらいひとりご飯を満喫するアイデアなら、気軽にトライできそうです。

 なんでも触りがたる時期の子供が一緒だと不安の多いインテリアショップや、1人無心になれる美術館を訪れ、好きなものに囲まれる時間を作るのもひとつ。

 1日がかりの計画を立てずとも、たった1時間でも小さな願望を満たすだけで最高のリフレッシュになると彼女たちは言います。そうやって自らを励ますのも、子供や家族に優しく笑顔で接したいからこそ。ママたちが罪悪感を感じずにひとり時間を生み出す環境作りに、まずはご家族、周囲の皆様、どうか暖かいご理解をとご協力を!(VERY編集長)