■「ハンサムマザー」はとまらない:17

■今尾朝子

 この冬、編集部が注目しているのが、スポーティーなアイテムを普段着に取り入れているママたちのオシャレ。一昔前なら、それはスキーやキャンプに着ていくものでは、と思われるブーツやブルゾンを都会派ファッションにうまくなじませています。

 この流行の背景には、ブームのヨガやランニングを趣味に持ち、子供が小さくてもスポーツが身近なママが増えてきたことや、週末は都心より郊外を目指す、アウトドア志向のファミリーが増えてきたことがあるように思います。

 具体的なオシャレとしては、まず足元。春夏はスニーカーが大流行でしたが、冬はより暖かさを重視して、アウトドアブランドのダウンブーツやスノーブーツに切り替えるオシャレママが目立ちます。中でも一番人気は「ザ・ノース・フェイス」のダウンブーツ。子供用もあり、親子で履くのがちょっとしたトレンドに。そんなママ曰(いわ)く「子供はとにかく上着を脱ぎたがるので、足元を暖かくしておくのが安心」。雨の日も気にせず履けるのがいいとのことです。

 次に目立つのが、インナーダウンの重ね着。もともとは、トレッキングなど寒暖の差に対応するためのアイテムに、ママたちは目をつけました。寒いからとダウンコート一辺倒になりがちな冬、どんなアウターを選んだ日も、重ね着で暖かさをキープできるのが利点です。お洋服をレイヤードするオシャレの楽しみもあるようです。

 こうしたアウトドアブランドのアイテムのよさは、なにより丈夫で高機能なこと。子供にもよく着せるという親は、夏なら速乾性や通気性、冬なら保温性を高く評価していました。かといって全身スポーティーなわけでなく、どこか一点さりげなく、が都会派ハンサムマザーのオシャレのポイントのようです。(VERY編集長)