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11月16日朝日新聞デジタル朝刊記事一覧へ(朝5時更新)

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南極特集 【第7回】観測

 マイナス60度、まつげが凍り、厚い手袋の中で指先の感覚が消えてゆく。1000キロ四方、誰もいない。見渡す限り、白い世界。南極へは2003年と2009年の2度、足を踏み入れ、1年半余りを過ごした。南極でしか会えないものに会いたかった。でも、気づいたのは、見慣れていたはずの太陽、空、海、そして雪や氷が、これほどまでに表情豊かだったこと。人を寄せつけない厳しさと人を惹きつけてやまない美しさを前に、何万回シャッターを切っただろう。凍てつく大気の向こうに広がっていた、生まれたままの地球。その風景を8回にわたって写真で紹介する。  7回目は観測。地球の不思議を探る試みを紹介します。(朝日新聞 南極担当記者 中山由美)

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購入・利用について(おわけできない写真もあります)

地学調査

  • 昭和基地から西へ500~700キロ、四国ほどの広さがあるセールロンダーネ山地

  • 広大な氷原を駆けめぐる観測隊の足はスノーモービルだ

  • 氷上で3カ月、キャンプ生活しながら地質や地形を調査する

  • 毎秒10~20メートルの風に吹かれ、体感温度はマイナス20~30度

  • セールロンダーネ山地には、氷とともに流された隕石が集まる場所がある

  • 一列になってスノーモービルトを走らせ、隕石を探す

  • 日本の観測隊が南極で集めた隕石は約1万7千個

  • 南極隕石の保有数で日本は長らく世界トップだった。現在2位、首位奪還を狙う

  • セールロンダーネ山地は地質調査に最適の地だ

  • 約5億~6億年前、超大陸ゴンドワナがどのようにできたかを探る

  • 約4億5千万年~11億年前、マグマが入り込み、高い温度や圧力にさらされて、岩石は激しく変化した

  • 3カ月におよぶ野外調査で走行距離3000キロを超える隊員もいた

氷床掘削

  • 昭和基地から1000キロ離れた内陸、標高3810メートルにドームふじ基地はある

  • 最低気温はマイナス79.7度。大陸を覆う厚い氷を掘り出す

  • 長さ12メートルもある掘削ドリルで氷を掘る

  • 1回で直径9.4センチ、長さ3.8メートルの氷の棒・コアがとれる

  • 氷には大昔の大気が閉じこめられ、気候の変化を探ることができる

  • 2007年1月、深さ3035メートルまで掘った。一番深い所は約70万年前の氷だ

海へ空へ、そして彼方へ

  • 氷海航行する4代目の観測船「しらせ」

  • 「しらせ」は基準排水量12650トン、全長138メートル。世界屈指の砕氷船だ

  • 厚さ1.5メートルの氷を割りながら進むことができる

  • 後退して勢いをつけて氷に体当たりし、のりあげて割るラミング航行もする

  • 2009~2010年の南極初航海では厚さ4メートルを超える氷海を突き進んだ

  • 昭和基地から西約600キロのクラウン湾には、ベルギー基地へ荷物を運ぶ船が

  • 南極大陸の内陸へ遠征するのは11.5トンの大型雪上車

  • 昭和基地からドームふじ基地へ1000キロ走る。マイナス60度にも耐える

  • 2トンあるそりを7台も引っ張って運べる

  • 観測船「しらせ」には2機の大型ヘリコプターが搭載されている

  • 4トンの荷物を運べる大型ヘリコプターCH-101

  • そりに載せた大きな箱の中では調理もできる。まるでキャンピングカー

昭和基地

  • 1957年1月に開設した昭和基地。4つの建物から始まり、今は69棟に

  • 上空35キロまで上がると直径70メートルにもふくらむ大気球

  • 大きな気球をあげて、オゾンや大気、宇宙線を観測する

  • 昭和基地の冬、太陽が1日昇らない「極夜」は1カ月半続く

  • 極夜が明けた7月半ば、1カ月半ぶりの太陽が昭和基地を温かく包む

  • 2005年まで、昭和基地には小型機2機があった

  • 2005年まで、小型機は大気やペンギンなどの観測に活躍した

  • ブリザードの時は、昭和基地の建物間をつないだライフロープで安全を確保する

  • 観測隊名物の“氷山流しそうめん”。仕事の合間には楽しい余暇も

大陸沿岸

  • 大陸上の拠点「S16」。朝日が雪原を染める

  • 昭和基地がある東オングル島のすぐ隣、西オングル島で

  • 冬が明けると、凍った海の上を走り、大陸へ向かう

  • ドームふじ基地から1000キロ、雪上車で運んで来た荷物を受け取り、ヘリコプターは「しらせ」へ

  • 太陽が昇らない極夜の冬も、海の中を調べる

  • 昭和基地に近い大陸沿岸では、生物や地学など様々な観測をしている

  • 昭和基地に近い大陸沿岸には5億~10億年前の石がある。南極では40億年近く前の鉱物もみつかっている

  • 大陸沿岸に点在する湖を調査する生物隊員たち

  • 昭和基地近くではインドやスリランカと同じ石もみつかる。かつて大陸がつながっていた証拠だ

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