【佐藤達弥】大阪・中之島に完成した超高層ビル「中之島フェスティバルタワー」(地上39階、高さ200メートル)の竣工(しゅんこう)披露レセプションが27日、タワー内のフェスティバルホールであった。関西の経済人や文化人ら約500人が出席し、新たなビジネス・文化発信の拠点誕生を祝福した。
午前11時からあった式典で、タワーを建設した朝日新聞社の木村伊量(ただかず)社長が「大阪の朝日新聞は中之島ではぐくまれた。心も新たにジャーナリズムの魂、大阪の元気を国内へ、世界へと発信していく」とあいさつ。横井正彦・大阪本社代表が建物の概要を説明し、パナソニックとアサヒビールから1枚ずつ寄贈されるホールの緞帳(どんちょう)〈高さ12メートル、幅30メートル〉の完成予想図を披露した。
祝辞に立った大阪商工会議所の佐藤茂雄会頭が「竣工を機に中之島の開発が進み、東洋のマンハッタンと呼ばれるようになってほしい」と期待を述べ、落語家の桂文枝さんは「すばらしいホールが復活した。全国で行っている襲名披露公演をぜひここで締めくくりたい」と話した。鏡開きで関西経済連合会の森詳介会長、建築家の安藤忠雄さんらがかけ声と共に酒だるを木づちで割ると、大きな拍手がわいた。