27日午後3時15分ごろ、宮崎県えびの市小田の加久藤(かくとう)橋の上で、近くの市立加久藤小2年の男児3人(いずれも8)が車にはねられた。県警によると、1人は意識不明の重体で、ほかの2人も頭に軽いけがをして病院に運ばれた。車はそのまま現場から逃げたため、県警はひき逃げ事件として捜査を開始。事故当時、現場を通ったとみられる軽トラックを発見し、所有者から事情を聴いている。
県警えびの署によると、男児3人は歩いて下校途中だった。軽傷の2人は「前から走ってきた白い軽トラックのような車にはねられた」と話したという。
事故直後に車で通りかかった女性(60)によると、男児3人は道路の中央に倒れており、声をかけると2人が泣き出し、別の1人は顔色が青ざめ、地面に血だまりができていたという。
現場の橋は、児童が通う加久藤小から約500メートル。幅約5メートルで、歩道はない。学校によると、登校時はスクールゾーンとして車両は一方通行になるが、下校時の規制はないという。
通学で橋を毎日通っている中学1年の女子生徒(12)は「車がすぐそばを走り、危ないと思ったことは何度もある」と話した。