|
冬型の気圧配置になった27日、北海道や東北などは強風や吹雪に見舞われた。気象庁によると、室蘭市で11月の観測史上最高となる最大瞬間風速39.7メートル、襟裳岬で42.1メートルを記録。道内では2人が転倒するなどして負傷した。山形県や秋田県でも30メートルを超えた。28日以降は徐々に天候は回復する見込みという。
道などによると、送電線に雪が付着するなどし、27日朝から南部を中心に17市町で約5万5千戸が停電。全面復旧に3日ほどかかる見通しの登別市など6市町は避難所を開設した。登別市は自衛隊に災害派遣を要請した。同市では送電線の鉄塔1基が倒壊し、道央道で電線が垂れ下がるなどして通行止めになった。
岩見沢市内の踏切では午後0時45分ごろ、乗用車と特急列車が衝突。負傷者はいなかった。道警は、乗用車が雪で踏切に気付くのが遅れたとみている。道内では27日夜時点で、函館線などで特急37本を含む168本が運休、計約1万4千人に影響が出た。
強風の影響は東北6県と新潟県にも広がり、在来線計19線区で特急を含む約300本に遅れや運休が相次いだ。寝台列車は青森―札幌間の急行「はまなす」など計6本が運休や区間運休し、新幹線は秋田発東京行き上りの「こまち」1本が運休した。
新千歳空港は滑走路を一時閉鎖。日本航空は羽田、中部、福岡などと結ぶ発着計19便、全日空は36便が27日夜までに欠航し、約4900人に影響が出た。