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【北野隆一、島康彦】天皇陛下の弟で皇位継承順位4位の常陸宮正仁(ひたちのみやまさひと)さまが28日、77歳(喜寿)の誕生日を迎え、宮内庁を通じて文書で感想を発表した。
「最近一番悲しかったこと」として、東日本大震災による「東北の皆様の大きな犠牲」をあげ、避難を余儀なくされている人が今も多いことにも触れ「一日も早い復興を」と被災地に思いを寄せた。震災以来、避難所や仮設住宅など6カ所をご夫妻で訪れ、被災者をお見舞いした。
魚やカエルなど動物のがんの病理学の研究者。名誉総裁を務める「がん研究会」の研究所(東京都江東区)に週2、3回通い、ウミガメの腫瘍(しゅよう)性病変などの研究に取り組んでいる。
健康については「速く歩くことが難しくなり、足腰を鍛えるため運動に努めています」とつづった。宮内庁によると、東京都渋谷区の宮邸や都内の緑地などで、野鳥を観察しながら散策しているという。
妻の華子さま(72)には「いつも明るく朗らかな性格で、私の健康に気をつけてくれます。お陰で私も毎日元気に過ごしています」と感謝の言葉を記した。