内閣府が1日に発表した「道路に関する世論調査」で、道路整備で力を入れてほしい分野に「大地震や津波などの災害対策」を挙げた人が55.7%(複数回答)に上り、前回調査(2006年)の31.8%から大幅に増えた。
前回調査は「大雨、大雪や地震などの災害対策」という聞き方のため今回と単純に比べられないが、国土交通省は「大震災を含め、さまざまな災害に備える意識が高まっていることが背景にある」とみている。
道路や橋などインフラの多くは1950〜70年代の高度経済成長期につくられ「高齢化」が課題になっている。維持方法は「補修し長持ちさせる」が60.7%だったのに対し、「補修よりも積極的に作り直す」は22.1%にとどまった。総選挙では公共事業も焦点となるが「財源の問題もあり、長持ちさせるべきだとの考えにつながっている」(国交省)とみられる。
調査は10月4〜14日、全国の成人男女3千人に面接で実施し、1866人(62.2%)から回答を得た。