今シーズンのインフルエンザの流行では、2009年に「新型」として猛威をふるったインフルエンザA09年型が影を潜めている。国立感染症研究所によると、2月初旬までに収集したウイルスの約0.3%にとどまる。厚生労働省は、これまでに、多くの子どもらが感染して、抗体を持った影響とみている。
感染研によると、昨年9月初旬〜今年2月初旬に全国で確認されたウイルス1526件のうち、A09年型は4都府県で5件(0.3%)だった。A香港型は44都道府県で1369件(89.7%)、B型は152件(10.0%)。一方、A09年型は大流行した09〜10年のシーズンには98%、10〜11年にも52%を占めていた。
A09年型の大流行で、子どもたちの多くが抗体をもったようだ。感染研によると、ワクチン接種前の昨年7〜9月に実施した検査の速報値で、15〜19歳が40%超、10〜14歳で30%超の人が抗体を持っていた。今季に流行しているA香港型の2倍以上の抗体保有率になっている。