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東京大学が本格検討を始めた秋入学への全面移行について、朝日新聞は全国の174大学の学長にアンケートをした。回答した167人(回収率96.0%)の46%にあたる76人が「導入を検討する」と答えた。ただ、現時点で全面移行を「評価する」と答えたのはそのうちの約6割にとどまる。必ずしも前向きとは限らず、様子見する姿勢もうかがえる。
主に1学年の学生の定員が千人以上の大学に聞いた。秋入学移行への評価と、自校で検討する予定の有無の質問への回答内訳は表の通り。秋入学への全面移行について「評価する」と答えたのは全体で72人(43.1%)。一方、「評価しない」は4人(2.4%)で、「どちらでもない」が89人(53.3%)だった。
自校での導入は、「検討予定がある」が76人(45.5%)、「ない」が29人(17.4%)、「どちらでもない」が61人(36.5%)だった。
ただ、自校でも検討すると答えた76人のうち、秋入学移行を「評価する」のは46人にとどまった。評価は「どちらでもない」とした29人の中には、「春入学を全廃させての秋入学への全面移行には議論の余地がある」(上智大)、「全面移行による社会的影響が検討されていない」(愛知工業大)などの意見があった。