【動画】津波で押し寄せた流氷を取り除く実験=杉本康弘撮影 |
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【奈良山雅俊】流氷が覆う海での津波発生を想定し、陸上に押し寄せた巨大な氷塊をどう取り除いて、避難経路を確保するかを探る実験が13日、オホーツク海沿岸の北海道網走市であった。実施した北海道開発局によると、津波で堆積(たいせき)した流氷の撤去を想定した実験は例がないという。
実験は、2日前まで冬祭りが開かれていた岸壁であり、雪像や氷像、骨組みの角材などを活用。各80平方メートルの「郊外エリア」と「市街地エリア」を設け、郊外エリアには流氷に見立てた雪像や氷像を置き、市街地エリアにはがれきに見立てた角材を交ぜて高さ2〜3メートルに積み上げた。ブルドーザーとクレーンで取り除き、適した重機や効率的な作業手順、所要時間などを確認した。
開発局によると、1952年3月の十勝沖地震では北海道太平洋岸東部の浜中町で、流氷を伴う津波により家屋が多数全壊した。一昨年の東日本大震災では、川の氷塊が津波で上流に運ばれ、水門に乗り上げる事例もあった。
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朝日新聞社会部