優雅な時間が流れるなか、歌を詠む参宴者=7日午後、福岡県太宰府市、恒成利幸撮影
平安時代の宮中の遊びを再現した「曲水の宴」が7日、福岡県太宰府市の太宰府天満宮であった。あいにくの肌寒い曇り空となったが、琴や雅楽の音色が響く中、千人を超す参拝客が平安絵巻さながらのみやびな光景に見入っていた。
十二ひとえの姫に扮した一般公募の福岡市の会社員鶴田けいさん(23)や福岡県副知事の海老井悦子さんら女性7人と、衣冠姿の公家役の男性6人の計13人が詠み手として参加した。
境内の庭園を流れる小川に浮かべた酒杯が自分の前を通り過ぎる前に、詠んだ和歌を短冊にしたためて杯を飲み干し、その出来栄えを競う遊び。中国から宮中に伝わったとされる。天満宮の古文書にも1千年以上前に始まった記録があり、1963年に復活。毎年この時期に催されている。