国内外で高い評価を得た染色工芸家の故久保田一竹(いっちく)さんが創業した「一竹工房」(東京都小平市)が、東京地裁に民事再生手続きの開始を申請したことが分かった。代理人によると、負債総額は約8億円。工房と関連施設の「久保田一竹美術館」(山梨県富士河口湖町)は、今後も営業を続けるという。
久保田さんが1961年に工房を開き、81年に株式会社化。94年に美術館を開いた。東京商工リサーチによると、最近は着物市場の縮小などで業績が悪化していたという。久保田さんはフランス芸術文化勲章などを受章。03年に86歳で死去した。