立命館大学文学部(京都市北区)は24日、京都の歴史や文化、景観、美術、文学などを4年間で体系的に学ぶ「京都学プログラム」を来年度から新設すると発表した。4年間で修める専攻に相当し、定員60人を予定。京都学の授業が受けられる大学は多いが、本格的な専攻とする初のケースという。
同大学はこれまで、京都学を文学部2、3年生の副専攻としていたが、4年制のプログラムに格上げ。京都をテーマとする科目数を8から23に増やす。建都1200年の歴史や伝統を探る「京都学概説」や、文化や芸能の起源や発展過程を考える「京都文化論」、景観保全や教育行政をテーマとする「京都地域論」などを学ぶ。京の街を生きた教材とするフィールドワークも行う予定。
木村一信学部長は「4年間学べば、日本文化の根底を理解することにつながる。京都学を他の地域でも応用できる人材を育てたい」と話す。