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「諫早干拓工事で被害」周辺2漁協41人が賠償求め提訴

2008年4月30日19時36分

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 国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)の工事の影響で漁獲高が大きく減り、漁業被害が出たとして、湾周辺2漁協の計41人が30日、国に約2億4800万円の損害賠償や、湾を閉め切った潮受け堤防排水門の開門などを求める訴訟を長崎地裁に起こした。原告団によると、同事業を巡る一連の住民訴訟で湾内の漁業者が提訴するのは初めて。

 提訴したのは、小長井町漁協(同市)9人と有明海漁協大浦支所(佐賀県太良町)32人。訴状などによると、国は干拓着工前、漁業者に「影響は軽く、漁業経営は続けられる」と説明した。しかし実際には、漁業者の主な収入源だった高級二枚貝のタイラギが着工後の93年から取れなくなるなど、説明以上の漁業被害が出たと主張している。さらに、有明海の水質を改善するため、排水門の開門も求めている。

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