2011年5月29日18時43分
津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で29日、復興イベントが開かれ、首都圏から観光バスで買い物客らが訪れた。バスは壊滅した町中心部も回り、地元の住民らが「被災地の現実を知って」と訴えた。
旅行会社「近畿日本ツーリスト」が企画した。バスで前夜に東京駅をたち、全国の商店街から送られた特産品を販売する「福興市」で買い物などをして、東京に戻る。
住民らが「語り部ガイド」として町内の被災地を案内した。町の観光ガイドだった阿部長記さん(75)は、津波で自宅が流された当時の気持ちや避難生活の様子を、言葉を詰まらせながら語り「この現実をしっかり目に焼きつけて帰ってください」と呼びかけた。