【渡辺洋介】東京・秋葉原の象徴のメードたちが30日、東京都台東区秋葉原の日本農業新聞本社5階の屋上で「萌(も)え米」の田植えをした。食育の普及を狙う活動は5年目を迎え、5人ほどだったメンバーは14人に。秋の収穫期には「メードイン秋葉原」の野菜を使った料理がメード喫茶に並びそうだ。
「泥の中って気持ちいい」「萌(も)え米できりたんぽを作りたい」
30日、秋葉原にある7店舗のメード喫茶などで働くメードの声が響いた。「菜園メード長」を名乗る東京農業大3年の国府田(こうだ)彩音さん(21)の指導を受けながら、両手を泥だらけにし、コシヒカリ、萌えみのり、日本晴の稲の苗を1本1本、土の入ったバケツに植えていった。
この活動はNPO法人「秋葉原で社会貢献を行う市民の会リコリタ」が2009年に始めた。打ち水やエコバッグの普及など環境問題の啓発活動をしていたが、食育にも取り組もうとメードとのイチゴ狩りを企画したのがきっかけ。ただの遊びにならないよう秋葉原で米や野菜を育て、メードに食の大切さを体験してもらうことにした。