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若者ハマる脱法ドラッグ、実は麻薬 大量の個人輸入確認(2/2ページ)

2009年6月3日11時15分

写真:ハトのパッケージで知られる「ダブス」。携帯電話のサイトでも販売されているハトのパッケージで知られる「ダブス」。携帯電話のサイトでも販売されている

■組成を変化、追いつかぬ規制

 脱法ドラッグと称して出回る多くの薬物は、麻薬として規制された薬物の組成を少しずつ変えながら生み出されてきた。

 今回「ダブス」から検出されたメチロンは、もとは合成麻薬MDMA(通称・エクスタシー)の化学構造を少し変えた脱法ドラッグとして、04年にオランダで出現したとされる。日本で麻薬指定されたのは07年のことだ。このメチロンの組成を変えて脱法化した薬物が、多くのダブスに含まれるbk―MBDBだ。

 国は麻薬と似た作用がある合成薬物が見つかれば順次麻薬に指定しているが、そのためには動物実験などで依存性や有害性を証明する必要があり、時間がかかる。このため、国は07年に施行した改正薬事法で、麻薬と同様の依存性などが疑われる段階で販売などを規制できる「指定薬物制度」を新設した。bk―MBDBもこの指定薬物扱いで国内に流入していた。

 厚生労働省の担当者は「指定薬物は、依存性や有害性が完全には証明されていないというだけで、麻薬と同じ危険性がある」と注意を呼びかける。

 しかし、なぜダブスにbk―MBDBに変わる以前のメチロンが含まれていたのか。意図的だったのか、偶然生成されたり、混入したりしたのかは現時点では不明だが、偶然だった場合は、製造者側も成分を十分にコントロールできない粗雑な製造過程が想像され、より危険な別の物質が混じるおそれさえある。

 税関関係者は「麻薬化したダブスが検査をすり抜けて国内に入っている可能性もある」と危機感を強めている。

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