【佐藤剛志】古都の夜を彩る「京都薪能(たきぎのう)」が1日夜、京都市左京区の平安神宮であった。かがり火に照らされた幻想的な野外舞台で能や狂言が演じられ、観光客ら約2千人が酔いしれた。
5月に93歳で亡くなった狂言の人間国宝で文化勲章受章者の茂山千作さんも舞台に立った恒例行事で、今年のテーマは「神・鬼・恋」。大蔵流狂言「お茶の水」に出演した千作さんの長男・千五郎さんは、「父への供養の思いを込めて演じられたら」と開演前に語り、舞台へ向かった。
「京都薪能」は2日も午後5時半から開かれる。問い合わせは京都薪能事務局(075・761・5253)へ。