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2011年6月2日0時16分

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センター試験に時間2倍の裏技? 科目選択の幅拡大で

 大学入試センターは1日、来年1月14、15日に行うセンター試験の実施要項を発表した。受験生の科目選択の幅を広げようと、地理歴史・公民と理科の時間割りが変更されたのが特徴だ。しかし、この変更について「試験時間で不公平が生じる可能性がある」と指摘する声があがっている。

 これまでは、地歴と公民から各1科目、理科は3グループから各1科目を選ぶ方式だった。来年からは、地歴と公民は計10科目から2科目を選べる。ただし、日本史Aと同Bなど、同一分野は不可。理科はグループ分けをやめ、計6科目から2科目を選べる。試験時間は、1科目だけ受ける場合は1時間、2科目の場合は、1科目目の解答用紙の回収後に2科目目を配布するため、計2時間10分だ。

 問題が指摘されているのは2科目受けるケース。地歴、公民、理科はそれぞれ全科目で1冊の問題冊子となっている。このため、「本命」を1科目に絞った受験生が2科目出願し、実際は「本命」の問題を解くのに2時間かけることが可能になるという。

 大手予備校河合塾の担当者は「解答用紙を回収しても、問題用紙に答えを書き込んでおくことができる」と指摘。また、駿台予備学校の担当者は「『非本命』科目を受験する生徒が増えて低得点が続出すれば、平均点のぶれが大きくなる。得点調整にも影響する」と心配する。

 同センターの担当者は「合否判定に1科目の成績しか利用しない大学にも2科目の成績と受験した順番を提供するので、歯止めになると考えている」と話している。

続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます

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