【山本知弘】印刷会社で働いていて胆管がんになった人や遺族から労災請求が相次いでいる問題で厚生労働省は13日、新たに宮城県の2人と、愛知県で働いていた1人の計3人を労災認定することを決めた。大阪以外での労災認定は初めて。認定者は合計20人になった。
宮城の2人は同じ事業場で印刷機の洗浄作業をしていた30代と40代の男性。勤務先は東日本大震災で失われたが、この日の専門家検討会が、洗浄液に含まれる薬品「1、2ジクロロプロパン」に長時間、高濃度でさらされたことが発症原因になったと認めた。
愛知で働いていた40代の男性も、洗浄液に含まれる薬品「ジクロロメタン」に長時間、高濃度でさらされたことが原因だと認定した。ジクロロメタンの原因認定は初めて。