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ズワイガニ、実はベニズワイガニ ニッスイに排除命令

2009年6月15日18時35分

写真:原材料がベニズワイガニだった「ずわいがにコロッケ」原材料がベニズワイガニだった「ずわいがにコロッケ」

写真:ベニズワイガニ=農林水産省提供ベニズワイガニ=農林水産省提供

写真:ズワイガニ=農林水産省提供ズワイガニ=農林水産省提供

 冷凍食品のコロッケのパッケージに、実際の材料はベニズワイガニなのに、ズワイガニと表示したとして、公正取引委員会は15日、水産大手「日本水産」(ニッスイ、東京)の景品表示法違反(優良誤認)を認定し、排除命令を出した。農林水産省も同日、JAS法に基づき、表示の是正や原因究明を指示した。

 ズワイガニの卸売価格は、1キロ2千円程度で、ベニズワイガニの約8倍という。

 公取委によると、対象は、同社が全国11の生活協同組合連合会などを通じて生協の会員向けに販売した「ずわいがにコロッケ」(6個入り、300円程度)。同社は少なくとも07年4月〜今年2月、商品名や原材料名にズワイガニと表示していたが、実際はベニズワイガニだった。

 同社によると、二つのカニは分類上は同じズワイガニ属のため、「ずわいがに」と表示しても問題ないと判断したという。農水省のガイドラインでは、生鮮食品は両者を分けて表記するとしているが、加工品は当てはまらないと誤解した、としている。

 同社は「食品としての品質に全く問題はない」としている。商品は違反が認定された約2年間で約85万2千パック、出荷ベースで約1億6千万円を売り上げたが、現在は、規格を変えず「紅ずわいがにコロッケ」として販売しているという。

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