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修学旅行、今度こそ 新大阪駅で中止通告の中学生(1/2ページ)

2009年6月17日12時38分

写真:掲示物を見ながら修学旅行を待ちわびる高倉中学校の生徒たち=12日午後、大阪市都島区、荒井昌明撮影掲示物を見ながら修学旅行を待ちわびる高倉中学校の生徒たち=12日午後、大阪市都島区、荒井昌明撮影

 新型の豚インフルエンザの影響で、修学旅行の中止を出発直前の駅で知らされた大阪市立高倉中学校(都島区)の3年生が、21日、改めて旅行に旅立つ。キャンセル料は宿泊先や旅行会社などの配慮で免除に。生徒たちは「今度こそ何事もなく、無事に出発したい」と期待に胸をふくらませている。

 3年生約160人は5月18日から2泊3日の旅程で、東京ディズニーランドや国会議事堂などを訪れる予定だった。だが、大阪市は18日朝、新型インフルエンザの感染拡大を受け、小中高校などの一斉休校と修学旅行の中止を決定。生徒への連絡は間に合わず、新幹線に乗るため集合していたJR新大阪駅で山ノ井寛久校長から「残念ですが、このまま引き返します」と中止を告げられた。

 費用面から旅行は取りやめになる可能性もあったが、学校側が「中学生活の一番の思い出を何とか体験させたい」と、旅行会社にキャンセル料の免除などを要望。すべての交通機関とホテル、訪問先の施設が応じ、当初の旅程での旅行が可能になった。

 旅行が中止になったあの日、生徒たちは無言で学校に引き返した。下級生もいない、がらんとした校舎。泣き出す生徒もいたという。

 里本友哉(ともや)君(14)は「校長先生のあいさつはびっくりしたけど、後で絶対に『冗談でした』って言うと思ってた。ていうか、『言ってくれっ』て願ってた」。大羽(おおは)明日香さん(14)は「校長先生はいつも明るい感じで話をするんで、テンションの低いしゃべりに、『これは何かある』って思った。でも中止って。信じられへんかった」。

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