2009年6月18日20時52分
【バンコク=山本大輔】ヨットの冒険航海で知られ、インド洋のセーシェルを出航した後に連絡が途絶えていた米子昭男さん(62)がタイ南部プーケットに入港していたことが18日、分かった。在タイ日本大使館が同日、本人と会って無事を確認した。
大使館によると、日本にいる家族が18日、米子さんから無事を伝えるファクスを受け取った。これを受けて大使館が調べた結果、ヨットは今月8日にプーケットに入港。米子さんは元気だという。
4月27日の出航後、無線での連絡がとれなくなり、海賊被害が頻発しているソマリア周辺海域に近いこともあり心配されていた。これについて米子さんはインド洋でモーターが故障するなどして数日の遅れが出たが、比較的順調な航海だったとしている。7月に再出航し、マレーシアなどを経由して来春には日本に戻る予定だという。
23歳の時に船の事故で左腕を失った米子さんは、片腕で小型ヨットを操り、冒険航海することで知られる。97年には植村直己冒険賞を受けた。