風疹の患者数が急増し、過去最多だった昨年の年間患者数を6月半ばまでに超えたことが国立感染症研究所(感染研)のまとめでわかった。6割弱が20〜40代男性だった。胎児が感染すると難聴などになる恐れがあり、妊婦に感染させないよう、専門家は注意を呼びかけている。
感染研によると、最新の1週間(6月11〜17日)の患者は全国53人で、5月下旬から3週連続で50人台を記録した。それ以前は多くても20人台だった。年始からの合計は393人となり、調査を始めた2008年以降、年間最多だった昨年の374人(暫定数)をすでに超えた。
都道府県別の合計では兵庫の121人が最も多く、大阪102人、東京45人が続く。患者全体の8割弱が男性で、うち76%が20〜40代だった。この世代は予防接種などによる免疫がないか、不十分な人が多いためとみられる。