2009年6月30日11時10分
【パリ=飯竹恒一】新型の豚インフルエンザに感染したデンマークの患者から、抗ウイルス剤タミフルに耐性を持つウイルス検体が初めて確認されたと、タミフルの製造元、スイスの薬品大手ロシュが29日明らかにした。デンマーク保健当局も確認した。
ロイター通信などが伝えた。患者はすでに回復しているという。同社担当者は「耐性は予想されていたことで、科学的には驚きではない」とした。また、耐性は治療中に生じたもので、まれだが起きうることであり、通常の耐性とは違うとして「タミフルは新型インフルの治療に依然有効だ」と説明している。