大阪・新世界の通天閣に鎮座し、足の裏をなでると幸福になるという「ビリケンさん」を奈良県黒滝村の村おこしグループが複製し、6月30日に道の駅「吉野路黒滝」で除幕式があった。
新世界の街開きと村制が昨年、共に100周年だった縁で友好協定を結び、交流が始まった。村の目玉にしようと、住民団体「黒滝村村づくりプロジェクトチーム」(亀井隆平代表)が2月から制作を始めた。
黒滝ビリケンは高さ54センチ。村産ヒノキ製で、村で木工家具店を経営する山口勝さん(68)がのみを振るった。4、5月に延べ3日間、道の駅で公開制作があり、約450人が参加した。
式では亀井代表が「多くの方への情報発信のため道の駅に鎮座していただき、活性化に役立てたい」、大阪市浪速区の玉置賢司区長は「これをご縁に交流が広がることを願う」とあいさつ。親善大使として全国を行脚しているビリケンさんと足裏合わせをして「魂」を注入してもらった。