京都・祇園祭で、山鉾(やまほこ)や商店街を飾る提灯(ちょうちん)づくりが大詰めを迎えた。江戸中期に創業した「高橋提灯」の工場(京都市山科区)では、船鉾や函谷(かんこ)鉾などから注文を受け、大小約400個を作っている。
職人は手分けして竹で骨組みを作り、和紙を張り、山鉾の名前や模様を墨で書き入れる。字体や大きさは山鉾によって異なる。13代目の高橋康二さん(79)は「山鉾それぞれのこだわりを理解し、伝統を伝えることが大切です」と話す。
1日に始まった祇園祭は宵山(14〜16日)や山鉾巡行(17日)で山場を迎える。(岡田匠)