【矢木隆晴】参院選を目前に、ビニール傘の製造会社ホワイトローズ(東京都台東区)では、大型で風に強い選挙用ビニール傘の生産に追われている。
職人による手作りの「シンカテール」は、候補者と運動員が2人余裕で収まる直径109センチ。骨は折れにくいグラスファイバー製で、強風時に風が通り抜ける弁も備え、「逆風」にも強い。1本5250円で普段の注文は月50本ほどだが、今年は4月から増え始め、梅雨入りし選挙が近づく6月には200本以上入り、生産が追いつかない状態。同社の須藤三男会長(89)は「大量生産の海外製と違い、手作りの少量生産でニーズに合わせて選挙を応援したい」と話す。