【矢木隆晴】連日猛暑が続く山梨県甲州市勝沼では、ブドウ園のブドウも「日傘」をつけて強い日差しを防いでいる。
「天野ぶどう園」の天野恒雄さん(84)は家族総出で6月下旬、「翠峰」や「ピッテロビアンコ」などの品種に、日よけ用の笠を一房ごとにつけた。日焼けする被害を防ぐため、数年前から遮熱素材に切り替えた。笠の下では温度が2度ほど下がるという。
21歳から家業を手伝ってきた天野さんは「これほどの暑さは異常」と話す。「甲斐路」など一部の品種では日焼け被害も出始めた。暑さのため例年より1週間ほど早い収穫を見込んでおり、「巨峰」は8月中旬になりそうという。